あなたの最も大切な資産

ハルシュタットを散策するみらいちゃん

あなたの最も大切な資産

僕は自分がある特定の年齢まで生きるとは考えていません。僕は、多くの人間が犯す勘違いは彼らが老齢まで生きて年金暮らしをすると思うことだと考えています。実際のところ、僕たちはしょっちゅうニュースで人が亡くなるのを見ていますが、そのニュースで亡くなったその人たちもある時には以前のニュースで他の人が亡くなるのを見ていて、そのことについておそらく特に考えることはなかったのです。
僕がニュースで見たことで意識に残ったものの例をいくつか挙げましょう。路上で学生のグループが皆自分のことにかまけていたところに突然車が突っ込み、全員死んでしまう。
タンクローリーの脇を車が走っていたところ突然タンクが落下して車を潰してしまい、運転手が死んでしまう。僕たちは全くいつ死んでもおかしくないのです。

時間は僕たちが皆生まれた時に与えられた資産であり、僕たちが所有する最も貴重なものです - しかし僕たちは自分たちがそれをどれくらい持っているのかを正確に知りません。お金は僕たちが所有する最も貴重な資産ではなく、物々交換が機能しなくなったとき人間が創り出したコンセプトです。
"僕が畑で作ったこのリンゴを、あなたがあの牛から作ったサンダルと交換しますよ" - このコンセプトは、通常よりも多くの昆虫が作物を食べてしまったり、干ばつにより履物を作るために使える牛の頭数が影響を受けたりすると、機能しなくなってしまいます(例えるならば)。リンゴの売り主は今、彼のリンゴ1個に対しサンダルを2つ欲しがっていますが、サンダルを作る人は彼のサンダル1つに対してリンゴ6個を欲しがっています。このような理由のために僕たちはお金を発明したのです - "僕はそのリンゴのために貝殻2個を支払いますよ。"

しかし時間ははじめから僕たちと共にあったもので、あなたが地球上にいる限りそれは速く進んだり遅くなったりしません(時間は標高の高い場所ではややスピードが変わります - もし興味があれば "アインシュタイン時間" で検索してください)。まあ年齢を重ねるほど速くなったりもするのですが、そのことはまた別の記事のために取っておきましょう 。

ザルツブルクを探索するインフィニティーちゃん

なぜあなたはもう心配しなくても良いのか、そして心配するとどうなるのか

端的に言えばあなたの最も貴重な資産は、心配したりストレスにやられてクタクタになりながら使うには勿体無さすぎるのです - そんなことに価値はないですし、あなたがストレスで参っている状態が心地良いと決めてしまったら何が起きるのかをお伝えしましょう。

意識の力とはとてつもないものです - 何かについて強く念じれば、あなたはそれを視覚化し実現できるようになります。あなたが時間をかけて考えることが何であろうと、あなたはそれを引き寄せるのです。
僕は脊髄ヘルニアを患っています - 自分の日記を読んでいて気付きましたが、僕が暗澹たる時期に入り、落ち込み、ストレスで参っていた時には必ず、ヘルニアから来るどこにも逃げようもないような、これ以上なく激しい痛みに襲われていたのです。僕はストレスが体内で炎症を起こすことを示した研究を発見し、僕のストレスとの戦いを僕が受けていた痛みに関連づけました - 今ではもうストレスを受けることが許されないのです、受ければそれは以前のように歩くことが何週間もできなくなることを意味するわけですから。僕にストレスへの耐性ができたと言っているのではないのです - スマートドールの日々の制作の悩みによる"頭痛"には毎時間襲われますし - 僕はただそのフラストレーションをエネルギーに変え、それにやられてしまうのではなく問題を解決するために使うのです。

ほとんどの人間は二つの意識を持っています - 無意識と意識です。あなたの無意識はあなたが食べ物を入手し、排便し、危険から逃げるよう自動的にあなたを動機付けします。"危険から逃げる" の部分があなたを心配させるものです。人間はシナリオを想像するよう進化し、それにより生き残ってきたのです。例えば、もし茂みの中でガサガサ音が聞こえたら - 僕たちは "お腹を空かせた虎かもしれない - 一目散に逃げるぞ" というシナリオを作ります。この心配ファクターが無意識に組み込まれていなければ、あの音が聞こえたときもそのまま近くにいたことでしょう - そしておそらく10回中5回は食べられてしまったでしょう。心配ファクターを発達させた人間たちはあの音を聞いて一目散に逃げ、そのことが僕たちが今日生きていることに貢献したわけです。

この心配ファクターは昔、前後左右に危険が潜んでいた頃には素晴らしいものでしたが、今日の社会においてはそれほどでもありません。実のところ、もし僕たちに組み込まれた生物学的プログラムに従うことを選ぶならば、最も危険なものは僕たち自身なのです。心配することは安らぎをもたらすことがあります - 頭の中でシナリオを作ることによってあなたにストレスを与えている原因について何か対策を講じているかのような気分になるからです - しかし実はあなたがしていることは事態を悪化させているだけであり、脳内にすでに存在する神経経路を強化しているにすぎません。それらの神経経路を強化すればするほど、あなたは心配することが得意になり、その沼から抜け出すための行動を取らなくなるのです。

ハルシュタット湖で一息するメロディー

生体としての自分の配線をし直すには

僕はジャグリングができるようになりたくて今練習しています。最初はとても難しかったです - 僕の無意識がボールを掴んだままなので、僕の手が適切なタイミングでボールを放したがらなかったのです - 無意識は "だってもし放したら落としてしまうかもしれないよ!" と自動的に言っていました。
僕は自分に対して "これはただのボールであって手榴弾じゃない - 落としても大丈夫だ" と言い聞かせようとしましたが、それでもうまくいきませんでした。僕の無意識がボールにしがみついている状態でボールを手放そうとするのはとても心地の悪いものでした。まるで僕の手がそれ自身の意思を持っているかのようでした。

しかしその心地悪さ、失敗、練習により、やりやすくなるための新たな神経経路がすぐさま伸び始め、僕はやがてジャグリングを始めることができるようになったのです - 上手なわけではありませんが少なくともジャグリングのようなものといった程度にはできますし、適切なタイミングでボールを放すこともできます。

脳は体の体積の2%にすぎませんがあなたのエネルギーの20%をも消費します - エネルギーを節約するようにできているのです - そうでなければあなたはエネルギーを消費しすぎてコビトトガリネズミのようにひっきりなしに食べなくてはいけなくなるでしょう。これがあなたが何かをやりやすくすることを助け、消費エネルギーを減らすために神経経路が作られた理由です。あなたは欲しいものを手に入れるために自分の脳を物理的に変えることができるのです - あなたが自分の脳を使って体内に炎症を起こし、自分を病気にすることができるのと同じように。

自転車の乗り方を覚えるのがどんな感じだったか覚えていますか? 僕にとっては30代前半で来日したときが初めてでした。そこらじゅうをふらふらしながら漕いで、車がそばを通るとパニックを起こしました。車に追い抜かれたときハンドルは左に曲げるのか、それとも右か? 練習を重ねるにつれ新たな神経経路ができて、自転車の乗り方を考えなくてもよくなったため意識下の脳が消費するエネルギーが減り、疲れにくくなりました - 無意識が支配し始めたのです。

心配をせず自分が欲しいものに集中する習慣ができると、あなたを止めることができるものは何も、何ひとつないのです。僕は経験からお伝えすることができます。あなたは顔面を地面に打ち付けるような転び方を何度もすることでしょうが、それはあなたの脳内を配線し直し、あなたが望む人生の目的地に到達するために必要な学びなのです。